あまりワウペダルを使うことが少ないのでいままでマルチのワウで代用してきましたが、持ち運びを考えると単体のワウがあったほうがいいということで、VOX の V847-A ワウペダルを購入しました。
ワウペダルといえば VOX のものとJim Dunlop の cry baby が定番です。
この V847-A はもともとは無かった ACアダプタに対応したものです。
踏んだ感じではボリュームペダルよりも角度の範囲は狭く、軽く動かせます。
未調整の新品というせいもありますが、自重でゆっくりと平行に戻ります。
ポットは A100K が使われているのが見えます。
他のレビューではトゥルーバイパスであると書かれているのを見かけますが、
おそらくそれは V846HW(Hand-wired) のほうではないでしょうか。
音痩せを気にされる方はそちらの購入を検討してみたほうがいいかもしれません。
全体的に金属でできているので重量はそれなりにあります。
それゆえに安定しているとも言えるので頑張って運びましょう。
肝心の音の方はかなり自分好みです。
cry baby に比べると変化は少なめと言われていますが、
特に不足する印象はありませんでした。
耳に突き刺さるような音も、こもりすぎてしまうこともなく、
一番必要な音を出してくれるのでワウのサウンドとしては完全に満足しています。
アダプタは 9V センターマイナスのものが利用できます。
左側面のアウトプットの手前側に配置されています。
オン/オフは強く踏み込むことで切り替え出来ます。
スイッチはつま先の方についています。
そこまで硬い方ではありませんが、それでも椅子に座ったまま切り替えるのは難しいと思います。
サイズは BOSS のコンパクトエフェクターを縦に2つ並べたくらいで、よくあるエフェクターケースであれば、ほぼぴったり入ると思います。
一応ソフトケースが付属します。
エフェクトボードとは別に持ち運ぶことが多いので傷から守るのに調度良いです。