コンパクトエフェクター用のパワーサプライとしては定番の CAJ (CUSTOM AUDIO JAPAN) 製 AC/DC STATION Ver.3 です。
一方向に揃えられた入出力端子と細長い形状が特徴です。
Ver. 2 では両側に端子が付けられていましたが、Ver. 3 になってからはエフェクトボードの端に設置しやすいように改良されました。
出力はすべて DC 9V で、合計6個に供給できます。
標準アダプタ使用時の最大消費電流は 450mA までです。
歪み系のエフェクターは 5〜20mA 程度しか消費しないので十分な容量と言えますが、空間系などでコンパクトタイプのデジタルエフェクターを使う場合、 75〜200mA ほど消費する場合があります。
それを考えると 450mA という数字はやや不安です。
別売りの AC12V アダプタを使うことで 650mA まで増やすことはできますが、アダプタだけで 4,000 円ほどかかるのであまりおすすめ出来ません。
とはいってもこのパワーサプライのノイズの少なさは特筆に値します。
単純にアダプターから分岐ケーブルを使って接続した場合に比べてかなり静かです。
私の環境ではデジタルエフェクターとアナログエフェクターが混在していますが、ほとんど問題なく使えています。
軽くて小さい手頃なパワーサプライを探しているのであればベストな選択肢だと思います。