TC Electronic – TonePrint Editor

TC Electronic のコンパクトエフェクターの機能として TonePrint というのがあります。
これはエフェクトパラメータをダウンロードして好きなセッティングに差し替えることができるという機能で、アーティストがチューンしたエフェクトを手軽に使うことができます。

以前はメーカーなどが作ったパッチを使うことしかできなかったのですが、2013年4月頃に自分でセッティングを調節してオリジナルのパッチを作るためのソフト「TonePrint Editor」が無償公開されました。

TonePrint Editor

http://tcgroup-japan.com/TCE/TonePrint_Editor/

写真は手持ちのデジタルディレイ Flashback を接続した時のものです。
「Delay」「Feedback」ノブの機能の割り当てを変更したり、ノブを回した時のパラメータの範囲やカーブを調整出来ます。

ディレイでありながらさりげなくコーラスのパラメータがあるので TonePrint を使うとコーラスエフェクターとして機能させることもできます。

また、Flashback に関して言えば4つあるノブの内割り当てができるのは2つのノブだけで、「FX LEVEL」ノブを変更することはできないようです。ここにミックス量を割り当てられたら便利だと思うのでちょっと残念です。

とはいえディレイのような複雑なエフェクトをコンピュータから自分好みに設定できるというメリットはかなり大きいです。
このソフトウェアがなければ TonePrint 機能は不要と思っていたくらいですが、自作可能になったことでずっと魅力的なものになりました。
TonePrint シリーズ発売と同時に同梱しておけばもっと大きな評判になっていたのではないでしょうか。

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