チューナーは polytune を使っています。
発売当時は変わり者扱いでしたが最近は定番化していて多くの人が使っているのを見かけます。
最大の特徴は名前にもある通り、複数の弦を一気にチューニングすることができる点です。
チューナーをオンにしてすべての弦を鳴らすと、それぞれの弦に対応したLEDランプが上下します。
右から1弦で左端が6弦に対応していて、チューニングがあっていれば緑のランプ、ずれていれば赤いランプが表示されます。写真では2弦がやや低く、4弦が高いのがわかります。
一本だけ弦を鳴らした場合は表示が変化し、よくある針が動いて合わせる方式になります。
最初にすべての弦を鳴らして大雑把に調整した後、気になる弦を一本ずつ合わせるとやりやすいです。
ベースにも対応し、435〜445Hzの間で基準ピッチを設定できます。また、トゥルーバイパスなので音への影響が小さく できます。
電源は 9V DC で稼働し、他のエフェクターに電源供給する機能もあります。
また、ドロップDチューニング・モードやカポモードがあり、変則的な場合でも使えるのが心強いです。
加えて環境光センサー内蔵で周囲の明るさに応じてディスプレイを自動調整する手の込みようはさすが tc electronic と言わざるを得ません。
もしエフェクトボードに置く余裕がなければ、一回り小さな機能限定版の PolyTune mini というのも発売されています。
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